先日、2013年に観た映画をまとめたが、ついでに2012年に観た映画も整理してみる。2014年の年が明けてからわざわざ2年前に観た映画を振り返るのもどうかと思いつつも書いてみる。観たのは25本。突然この年から映画を観るようになった。突然観るようになったきっかけはないのだが、おそらくこの頃から仕事のストレスがたまってきて、ちょっと現実逃避というか気分転換を求めるようになったんじゃないかな、と今なら思える。

しかし、こうやってまとめてみるとたまたまとはいえ、自分の中で好きな映画がたくさん出来た年かも。チョイスが良かった。中でもとにかくアイアンマンにはまりまくったんだけど、それはキャラクター単位の話。作品単位で考えた場合、次の4本が印象に残っている。相変わらずベタなところだけど、評価の高い映画はやっぱり結構良作なんだな、と。

ユージュアル・サスペクツ

これは面白かった。一度は観た方が良いと知り合いに薦められて観たわけだが、確かに一度は観た方が良い。前半が少し退屈だったが、後半怒濤の追い込み。やられた感を楽しめる。もう一度観るとしたら、前半にどういう伏線がはられていたかを観る楽しみは残っているのかもしれない。

マネーボール

MLBが好きだということ、そしてセイバーメトリクス(野球のデータを統計学的に分析し、選手の評価や戦略を考える分析手法)に興味を持ったことの延長線にあったのがこの映画。映画のあとに原作も読んでみたが、映画の方が良いかもしれない。観終わったあとに、何かスッキリした感じになった記憶がある。同じ映画をもう一度観ることはほとんどないけれど、この映画は終わった瞬間にもう一度観たいと思った。

ダークナイト

ジョーカー(もしくは演じたヒース・レジャー(本作撮影直後に若くして急死))のための映画にして、近年のバットマンシリーズの最高傑作ではないかと。DVDのジャケットがバットマンだったのに、Blu-rayではジョーカーになったあたりにもこの作品の本当の主人公がジョーカーだと物語っている。そこまで分かっていてもジョーカーに引き込まれていく。他のメジャーなアメコミの実写版に比べて単純なハッピーエンドに着地しないバットマン作品としての深さと闇が一番感じられる。

アメコミの実写版とかキャラクター物の映画には興味がないって人でも、そういうのは一旦置いておいてこれは観ていいんじゃないかな、と。人の気持ちの生々しい部分が色々渦巻いているのがバットマンという存在の有無に関係なく感じられるはず。

それでもボクはやってない

痴漢冤罪の怖さがひしひしと伝わってくる作品。実際にこういう感じで冤罪になった人が山のようにいるんだろうな。本作は冤罪被害者の視点だからどうしても主人公の味方になってしまうけれど、限られた情報だけで判断していかないといけない警察や裁判官など、たったこれだけの情報で誰が真実を見分けて正しい判断を下せるのか。難し過ぎる。これを観ると、痴漢の冤罪が起きないようにする方法ってあるんだろうか、て気がしてくる。極論だけど、性別で車両を分けるとか、車内の天井に大量にカメラを付けるとか。いずれにしても、日本では疑わしいレベルでは有罪になるケースも多々ある。可能な限り、自分の身は自分で守ることも大事かもしれないと感じさせられる。

というわけで、以下が2012年に観た映画一覧。は?って感じのも含まれているけど、子供の付き添いで観ているものも多いので。ま、一本は一本。

・ユージュアル・サスペクツ
・マネーボール
・アイアンマン
・アイアンマン2
・アベンジャーズ
・バットマン ビギンズ
・ダークナイト
・ダークナイトライジング
・ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル
・シャーロック・ホームズ
・シャーロック・ホームズ シャドウゲーム
・SHERLOCK season1
・SHERLOCK season2
・トロン:レガシー
・仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム ※
・仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX ※
・劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ キュレムVS聖剣士 ケルディオ ※
・ノッティングヒルの恋人
・ハウルの動く城
・トイ・ストーリー3
・カーズ2
・アリス・イン・ワンダーランド
・ソーシャル・ネットワーク
・それでもボクはやってない
・私をスキーに連れてって

(※は映画館で観た作品。その他は自宅。SHERLOCKはドラマだけど、DVDで一気見したから入れた)


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