うちにネコが来たときから作ろうと思っていたキャットタワーっぽいのを遂にDIYした。色々とネット上で探したけれど、どうしても市販品で好きな感じのキャットタワーに出会えず。であればこの際、好きな素材で自作するかな、と。

自作している人もたくさんいるようだけど、多いのは2×4木材(柱用)+ディアウォール(柱を突っ張るグッズ)を組み合わせて作る、壁に穴を開けない方法が多い。ただ、これだとどうしても柱の存在感が目立つので、ここは思い切って壁に穴を開けシンプルなものを作ることにした。穴開けとなるとそもそもで賃貸では難しいし、穴開けが可能な家であっても一か八かになり勇気がいる。だが、今回は最初からその勇気一択でいくと決めて準備をしてみた。ネコが見向きもしなかったらどうしよう?という不安はあるものの、まぁそんときはオシャレ棚にでもしちゃいますかね、という感じで。

板はWOODPROで購入した足場板の古材。それとL字の金具を必要数用意。それ以外に今回のために買ったのは、石膏ボードにもネジをしめれるグッズ(どこでも下地 完璧ネジロック)と、下地を探すための下地センサー(シンワ 下地センサー Basic)。センサー式なので針で壁に穴を開けないタイプ。

というわけで、早速!

まず足場材にL字金具を取り付ける。以前IKEAで買ったチープなドリルが使い勝手が良く終始大活躍。この手の作業では手動でドライバを回すのはさすがに考えられない。

壁には元々「このあたりに板を付けよう」という目星をマスキングテープを使って付けていたが、出来るだけ下地があるところにネジを入れたいと思ったので、下地センサーでちゃんと柱を探す。

写真では左右に2本ずつある線の間が下地があると分かった場所。ここだと石膏じゃなく木材のはずなので、ネジがしっかりと入り一定の強度が得られる(はず)。

今回は1枚の板にL字金具を2つ使用。L字金具1つあたりのネジ数は2つなので、板1枚を4本のネジで壁と固定する。下地がある場所は限られている(少ない)が、最低でも4本中2本は下地に打てるところにしようと板の位置を微修正した。

もちろん作業中に邪魔しにくる。「なにしとん?なー、なにしとん?」って。

で、下地がない場所にネジを入れるにはどうするか、というところで。今回はこの「どこでも下地 完璧ネジロック」という壁にアンカーをいれ、アンカーを謎の液体で固定、そのアンカーにネジを入れる、というグッズを使ってみた。

アンカーはこんな感じ。ここにネジを入れるだけ。かなり簡単。(目印とかで壁が汚れているのはスルーで)

下地があるところにはネジを直接、下地がないところにはアンカーを打ってからネジを入れる。そんな感じで1枚ずつ設置していく。

完成。一番上だけ長めの幅の板。この板だけはネジ全部を下地に直打ち込み。

うちのネコはベランダに出て外を眺めるのが好きなので、ここからのんびり外が見えるように、少しだけカーテンよりに板をはみ出して取り付けてみた。

さすがに初めての場所、初めての高さにビビりまくりだが、そのうち慣れてくれるでしょ。夏は涼しくて気持ち良いと思うよ。


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