丸沼高原オートキャンプ場

「涼しいところに行こう」ということで、標高1,400mにある丸沼高原オートキャンプ場に行ってきた。東京が35℃超えの酷暑の中、20℃前後の丸沼高原は快適そのもの。避暑地という単語の意味をこの歳になってやっと理解。さらにキャンプ3度目にして遂に一度も雨に降られないキャンプに。

ハスラー キャンプ

出発は昼前。1時から受付開始なのでジャストで受付して場所確保、って思っていたけれど余裕の超出遅れ。いつものこと。今回もハスラーに4人分のキャンプ道具を詰め込む。遂に一番上まで全部埋まってしまったので、サイドミラーでしか後方確認が出来ないけど、なんとか積載完了。ただほぼ道具は揃った感じもあり、これ以上大幅に荷物が増えることはないかな、という感じ。(冬は難しいかもしれないけれど)

ちなみに、市販品だと適当なサイズがなかったので、一番上に載せたボストンバッグ(着替え一式)も、右端にちらっと見えている縦の赤いポールケースも、サイズを指定してヨメに自作してもらった。

丸沼高原オートキャンプ場

到着。涼しい!すごい涼しい!!道中、沼田IC近くで寄ったスーパーの駐車場が暑くてやばかったから、そこから30分足らずでこんなに涼の世界になるのか、と。まさにこれを求めてきた。

で、初のフリーサイト、まずは場所選びだけど、着いた時間が既に3時頃だったので良さそうなところは結構埋まっている様子。そもそも”良さそうなところ”がどこか分からないのだけど、一般論から察するに、平らなところ、トイレや炊事場が近いところ、になるはず。

上の写真で手前から右手下にかけてがメインにサイトが並ぶ下段、左上の先の方にもう一つサイト群が並ぶ上段となり、それぞれに炊事場があるが、トイレは下段にしかない。その結果、下段の方が人気なのではないかと。その分賑やかという側面もあるが。下段にはゴミ捨て場も炭捨て場もあったので、やっぱり下段が楽なのかな。

丸沼高原オートキャンプ場

オフィシャルのマップと比較すると上の写真で写っているエリアはちょうどこのあたり。

で、我が家はどちらでもない中段の空きスペースに陣取ることに。写真の左上に小さく写っているハスラーとテントが我が家。ちょっと変わった場所だったせいか完全にプライベートな空間に。

ムササビウイング

テントもタープもヨメがいるとあっという間に完成。到着したとき大きめのハエがアホみたいにいたけど、無視して設営してたらいなくなってた。

ムササビウイングは道満グリーンパークでの2度の設営で立て方も課題もなんとなくつかめていたので、今回はさらに240cmのポール(またもやTHE CAMPERの安価なポール)を1本追加し、計3本(240×2、180×1)で立ててみた。風がなかったので、風が吹くと耐えられるのかが分からないけど、屈むことなく横から出入り出来る導線が出来たので、かなり腰に優しく、かつ開放感があって良かった。今後はこの立て方・レイアウトが基本になりそう。

ムササビウイング

設営が出来たら早速BBQに。今回はファイヤーしていない火の通った良い感じの炭でじっくり肉を焼いたのでかなり美味しかった。そろそろBBQも美味しい焼き方をちゃんと覚えていかないとね。トウモロコシは丸沼高原手前の道端でトウモロコシを売る露店がずらーっと並ぶくらい地元一押しのようで、事実甘くて美味かった(ほとんどがコーン大好きの次男の口に吸い込まれていったけど)。

丸沼高原オートキャンプ場

丸沼高原オートキャンプ場を選んだ理由は涼しさだけでなく、子供が遊べるキャンプ場っぽかったから。実際、色々と遊べる遊具があるのでいつもより勝手に動き回っていて楽しそうだった。

丸沼高原オートキャンプ場

過去2回のキャンプは豪雨を経験したけど、今回は滞在中ずっと晴れ。だからキャンプ場で経験する夕焼けは初。場所が場所だけにさすがの美しさ。

丸沼高原オートキャンプ場

その後、閉館間際に駆け込みで温泉に入り、あとはのんびり焚火タイム。今回の薪は受付で買った1束と、家にあった木材、前回のウッドルーフの余り薪。あまり薪について考えたことがなかったけれど、ウッドルーフの薪が良かったかも。丸沼高原の薪は燃えやすいけど、その分早く燃え尽きて消えていく。家から持っていた木は加工材で、まぁ論外。少し調べたら、杉で火をつけ、暫くしたら樫や楢をじっくり燃やしていくのが良いとかなんとか。今まで木の種類なんて全然考えられてなかったけれど、なるほど、そういうのも楽しそう。

丸沼高原オートキャンプ場

ポップコーンも焚火で作ってみたり。初試みだけど上手くいった(火にあててただけだけど)。気温は20℃以下で長袖じゃないと寒いくらい。35℃の東京ってなんなんだろうな。少しひんやりした気持ちの良い気温だったので、シュラフがちょうど良くて、朝まで熟睡。

丸沼高原オートキャンプ場

翌朝も快晴。気温はそこまで高くないけれど、標高が高いから紫外線ドーンな感じで暑いというより熱い。そんなこと関係なく朝食後にサマーリュージュ。最高40km/h近く出るリュージュで800mを走りきる。3回も乗ってしまった。楽しかった。板なしでサマーゲレンデのスキーヤーにまじってリフト乗って戻ってきたり。むしろスキーがやりたくなってきたぞ。

丸沼高原オートキャンプ場

その後は12:00のチェックアウトに向けて片付け。とにかくハエとトンボが多かった。それだけが難点。ハエが多いというのは、野生動物のフンが多いってことなのかな?それとも別の理由があるのかな?そのかわりというわけではないけど蚊がいなかったのは良かった。まー、虫にしてみれば自分たちの環境に勝手に人間が来て遊んでるわけだから、それなのに「虫がー」とか言われたらいい迷惑だろうな、とも思ったり。

少し遠いけど、過ごしやすい良いキャンプ場だった。6〜10月くらいしかやっていないので、10月ギリギリを狙ってもう一回行ってみたい。寒いんだろうなー。


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