増え続ける写真や動画のデータをどうしたらいいのか?というのはここ数年の課題。過去にも同じようなことを書いていて、これとかこれとか。

データロストしないことを考えると、バックアップもどこまで考えればいいのか難しいところ。例えば、バックアップ用の外付けHDDが1台ある場合、同じデータが最大でいくつあるか考えると、うちの場合、カメラ内のSDカード、MacBook Air、外付けHDDの3つになる。

しかしSDカードの容量は32GBと限りがある。MacBook Airは当然ながら容量は少ない。となると、前者2媒体に同じデータが長期間残っていることはありえず、比較的直近のデータのみが3媒体に存在しているだけ、それ以前のデータは外付けHDDのみの単体となる。

ということは、外付けHDのディスクに何か障害があると一発で全てロストするかもしれない。その対策となると、

1. 外付けHDDをRAID構成にする
2. 外付けHDDを複数台購入し自動もしくは手動でミラーリングする
3. もしくはBDやDVDに焼いて別保管にする

という感じ?クラウド上のディスクに置くという案もあるかもしれないけれど、そこまでの容量を確保するのは費用的に厳しいし、個人利用のクラウドサービスのデータ保証の品質は高くないだろうから、対策の一つとしてカウントするのは厳しいかな、と。

1.については、数年前からバッファローやIOデータがRAID対応の製品を出しているが、まだまだ高価格な印象。2TB弱はデータ容量に確保する前提で考えると、30,000円前後。じゃ、少しくらいは自作色を出してコストダウンを試みてみますか?てなると、Centuryの裸族シリーズ玄人志向のHDDスタンドと任意のディスク2本を組み合わせる案。それでもスタンドに3,500円、ディスクが8,500円x2本で20,000円は超える。本当はこの仕組みにしたいんだけどなぁ。

2.と3.については、まず自分の労力が増えるということを許容できるかどうかが課題かもしれない。それくらいは自分でやるよ、と決めていても、結構やるのは最初だけだったりするわけで、なかなか面倒なのが現実。特に3.とかはね。しかもBDとかになると、何枚も買っていると実はコスト的にも安くないってことになるしね。しかも光学ディスクって寿命があるからずっとデータが安全というわけではない。日本みたいに高温多湿とかあまりよくないっていうし。

と、あれこれ考えていると、既に外付けHDDが1台あるので、結局2.に落ち着いてしまう。そんなわけで2011年に買ったLaCieの1TBの外付けHDDに見た目を揃えようかなと、LaCieの2TB(LCH-FMN020U3)を買った。しかしディスクとかメモリって年々安くなるね。最近は、2TBでも10,000円しないんだもんなー。きっと次買うときは同じくらいの金額で4TBとかになっているんだろうな。

というわけで届いた2TBを設置(やっぱりLaCieのデザインはかっこいいね)し、早速1TBに入っていた写真データを一気にコピーしたわけだけど、この作業が果てしない。何時間かかるんだ、て。容量もさることながら、ファイル数が多いということで、コピー処理にとっては最悪のパターン。分かりきっていることなのに、仕掛けてから気付くという失態。

うん・・・、本当に大事なことは、どこにデータを残すかだけではないね。何万枚とある写真データの中で本当に残しておかないといけない写真データはいくつなんだ?と。ちゃんとデータを分別しておけば、きっと1/10くらいなんではないかと思う。そうなれば500GBもあればディスクも足りるし、全量コピーしても大した時間もかからない。1TBと2TBでデータが多重保管できている間に、データ断捨離を実行することが必要だわ。

これは毎週末10フォルダずつでもいいからやっていかないと年内には終わらないな。もうやるしかない!やります!


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