立て続けにソフトバンクからHTC Desireに関するリリースがあったけど、残念ながらiPhone4を予約したあとだったので、複雑な気持ち。デザインへの不評も目立ったけど個人的にはこれはかっこいいと思っていたし。リリースをざっくりまとめるとこんな感じ。

X06HTの予約販売を2010年7月29日で終了。当初予定していた販売台数に達するらしい。それが何台だったのが気になるけど、街中で使っている人を見かけないことから少なそう。「ソフトバンクもAndroidやりますよ、しかもOS2.1ですよ」っていうXperiaへの牽制だったのかも。ちなみに一度触った感じでは、Xperiaより動きが良かった。

次に、X06HTのMMS(S!メール)対応を2010年9月中旬に提供できそうということ。やっとという感じ。これがもっと早くて、かつ機種の出荷台数が多ければ確実に一定のシェアを得ただろうに、最初から「対応予定」って言っていただけに遅い印象。ただドコモのspモードが同じく9月からという点ではどうしても開発に半年以上は必要だったのかもしれない。同じ時期感になったけど、XperiaにはIMoNiがあったこと、この差は大きい。ドコモなりソニエリはIMoNi開発者たち(egg、koo、shooという三人)に感謝した方がいい。このアプリなしではXperiaの売上げは全く違ったはず。しかしIMoNiは無料てのがすごい。300円くらいでも十分売れたと思うのに。

それと2010年11月頃には、Android 2.2へのアップデートを提供する予定。このあたりのOSがらみの動きは圧倒的に一番前を走っている感じがする。MMSとOS2.2はともに孫さんがTwitterで情報を流してたけど、やっぱりかなりの広告塔。さすが。

最後に今日、HTC Desire X06HTIIの発表。2010年8月3日から予約開始で2010年9月中旬以降から順次提供とのこと。仕様変更点(X06HTIIは予定)は、GSM網での連続通話時間と待受時間が若干長くなった反面、W-CDMA網では待受時間が少し短くなった。最大の違いは、液晶ディスプレイの有機ELからTFTへの変更。最大色数は6万で同じ。こうやって見ると有機ELの製造が出荷数のボトルネックになっていたのかもね。

個人的には、ソフトバンクはiPhoneが絶好調だからAndroidにはそんなに力を入れていないと思っていたけど、しっかり進めているんだな、という印象を受けた。iPhoneは正直今がピークだと思うし、携帯やパッド系とかでもゆくゆくはAndroidが抜くんじゃないかな、と思っている自分としては、ここでしっかりやっとかないとダメだろうと思うが、どうかね。1年後にこのエントリー読んで恥ずかしくなるか、ほらね、ってなるのか。


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