野球のルールを1から子供に教えるのがなかなか難しい。自分がどういう風に覚えていったのか全然思い出せない。はっきりしているのは親から教えてもらった、テレビ中継で覚えた、の2点はないということ。そう考えると、友達とかと学校や近所の公園で見よう見まねでやっていく中で覚えたのかな、と。覚えていないけれど、きっと一緒に遊んだ子の中に2、3才年上の子や少年野球をやっている子が混じることもあって、そういうときに間違いが正されたりして、正しいルールに近づいていったのかな、と。

あとはやっぱりゲームかな?自分の頃の野球ゲームって言うと「ファミスタ」が代表格だけど、それよりも前にエポックの野球盤をやっていたように思う。塁の概念はあれで覚えたのかもしれないな。調べてみたら、今も製造していて、それどころかかなりすごい種類出ている。打ったボールが浮いてスタンドインなんかもあったりするみたいだし。タイトル見ても「野球盤 ドクターケイ V.S. ダブルスラッガー」みたいな変化球あり、強打者ありみたいな雰囲気プンプン。最新版の「野球盤 ダブルスラッガーエクストリームライブ」なんて電光掲示板、実況、投球判定、BSOカウント、守備シフト変更とかもう全力。大人が欲しいよ、これ。とんねるずがやっているリアル野球盤を再現している感じかも。

そういえば公園で野球とかやっていたときって、5、6人くらいしか集まらなくて、でもそれで2チームある体になっていたように思う。今思うと結構すごい。1チーム9人のスポーツなのに。13人も不足している。思い出してみると、ルールを超越した想像力がそこに存在していたなー、と。例えば、ヒット打ったあとに登場する「透明ランナー」とか。誰にも見えないランナーなんだけど、クロスプレーとか牽制タッチアウトが発生したり。いやいや、すごいな、ほんと。そういう遊びの中で覚えていけば良いのかもしれないけれど、公園で野球やっている子なんて今時見ないしなぁ。どうすべきかね。

とここまで書いておいて自分は野球のルールをどれくらい知っているんだ?と。実は全然詳しくなかったことに最近びっくりしている。草野球チームに参加させてもらうようになって今更ながら覚えたこともある(隠し球やインフィールドフライとかの正しい基準とか)し、子供が小学校から借りてきてくれた「少年野球「基本と上達」のすべて」なる本で正確に把握したこともある(ボークの基準とか、牽制のときの手、足、首の動きとか)。そんなことを考えると、一度くらい「公認 野球規則」とか読んでも面白いかもなー、ってこの頃。(というかさっき調べついでにポチった)。そんな自分の知識レベルから考えると、やっぱり遊びの中で覚えていく場合、滅多に発生しないプレーは覚える機会がないのかもしれない。

みんなどうやって子供に教えているんだろう?


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