090122.jpg
今日も雨。雨ネタを続けてみる。前から気になっていた「降水確率」について調べてみた。

予報区内で一定の時間内に1mm以上の雨または雪(融けたときの降水量に換算する)が
降る確率であり、0%から100%まで10%きざみの値で発表される

とある。つまり1mm未満は降水確率に出てこない雨ということになる。
まだまだ疑問点がある。1mmという数字の算出に疑問がある。1mmという量がイメージできない。
まず算出の方で分かったのは、計算によって出てきた数字を切り捨てしているということ。
つまり、0.9mmは0mm、1.9mmは1mmとして扱われる。
降水確率が一定時間(1時間)の平均で算出するということは、
1時間の前半30分が1.8mmの予測、後半30分が0mmの場合、平均は0.9mmなので、
この1時間は0mmとなり降水確率0%になってしまう。
さて1mmがどんな量かだが、分かりやすい例があった。
6畳の部屋に10Lの水、つまり2Lのペットボトル5本分の水をまいたのと
ほとんど同じことです。

結構な量なわけだ。しかし気象庁資料によると1時間の雨量が1mm未満の雨は「小雨」とされ、
「地面がかすかに湿る。傘なしでもレインコートで間に合う。」降り方とされているらしい。
絶対間に合わないと思うけど、一応そういう基準らしい。
ところで、調べていてよく目にしたのが、降水確率を発表するようになった背景には、
「コスト/ロス モデル」の考え方がある、ということ。
この「コスト/ロス モデル」がなかなか面白い考え方だった。
例えば、傘を持っていく労力を200円、傘がなく雨に濡れてしまうことによる損失を800円とする。
(クリーニング代とかビニール傘買ったりとかの損失)
この例で降水確率が40%で考えた場合、10回のうち4回は雨が降るので、
・傘を持っていると、労力は200円×10=2000円。損失は0円。合計2000円。
・傘を持っていないと、労力は0円。損失は800×4=3200円。合計3200円。
従って、傘を持っている方が1200円得になる。
この考え方を0〜100%の降水確率に適用することで労力と損失の合計を最小限にするみたい。
さて、自分がどうかというと、降水確率など見ず、ほぼ毎日折り畳み傘を鞄に入れている。
その結果、鞄の重量のバランスがなぜか狂い、傘の重量以上の重量を肩に感じている。
そして、非常にきつい肩こりを持つ要因の一つとなり、またその結果偏頭痛も併発、
結果的に、マッサージ費、頓服薬代、などにより労力もかかるが、不測の損失も発生している。
降水確率を見たらどうなるかと言うと、結局心配性で毎日折り畳み傘を鞄に入れて・・・(略)



Similar Posts (Posts or dissimilar):関連するようなしないようなエントリの抜粋