暫く前の話になるが、8月の頭に、おたふく風邪とそれに起因した合併症により実に10日以上も寝込む日々を過ごした。半分以上の時間は経験したことのない高熱が続いた。40℃超えが連日続き、頓服を服用しても38.5℃くらいまでしか下がらない日々で辛いのなんのって。熱が下がり始めたのは、辛さと悲しみのような感覚に押しつぶされそうになった(心が折れかけた)くらいの頃にやっと。下がり始めたとはいえ、いつまた熱が上がるかも分からないし、自分が認識している平熱から考えると依然微熱は続いていたので、引き続き横になっていた。

熱が下がり始めると、辛さはかなり軽減された状態で寝ているだけなので、今度はたくさんのことを、それこそ普段時間が割けずに整理が進んでいなかったことを、一つ一つ考えることが出来た。それぞれの内容に対して導いた結論の大半があまり良い内容にならなかったのは残念ではあるものの、こうやって何かをじっくり考えることに時間を割くということの大切さを痛感できたのが、病床でもたらされた数少ない、しかし重要な収穫だったのもしれない。これからは生活の中に短くてもそういう時間を作り、頭を整理する工夫をしていこうかな、と。

その後、ドクターストップも解除され仕事に復帰したものの、わずか10日近くだったとはいえ、寝たきりによる体力(特に足腰)の衰えはひどいもので、本調子に戻った頃には8月も終わろうとしている時期だった。最近ゴルフも自転車もあまりやっていなかったけれど、基礎体力をつけるために改めて力入れてやっていこうかな、と。

それと、幸か不幸か30歳になるまで、おたふく風邪や水疱瘡など「子供の時にやっておくと楽、むしろ大人でなると大変」とされている病気をほとんどやらずにきたものだから、これからが大変。。。そう思い、9月の中旬に水疱瘡の予防接種をしてきた。さて、あとは何の予防接種をしておけば良いのだろうか?なっていない人には伝えたい。「大人でなると大変」と言われている病気は「本当に大変」だった。


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