帰宅時は雨だった。雨が好きだ。正確には、雨音、室内・車内から見る雨風景が好きだ。
だが、濡れるのは嫌いだ。
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前を歩いている人が差している折り畳み傘の形に違和感を覚えまじまじと見てしまった。
やたらと骨が曲がってると思ったが、数秒後に、あぁこれがSenz Umbrellasか!と気がついた。
風をいなす傘、強風にも負けない傘、てのが売りで最近ネットで見かけるようになったが、
生で見たのは初めて。まぁ、第一印象の通り、骨が曲がった傘を後生大事に使ってる感じ。
いや、そう見えたのは使っている人の外見(疲れ気味)が影響していたのかもしれない。
なんにせよ買う前に自分が差している姿も、他人が差している姿も見ていないのだと思う。
きっとこういう感じだ、という想像をし、その姿が格好良い、だから買ったのだろう。
試すことや、生で確認することは意外と難しい。
これが、高価な買い物ほど想像で購入までコマを進めないといけないケースが多い。
例えば、実際の部屋を見ずにモデルルームで判断するマンションとか。
ベランダからの風景が以前の問題で、そもそもモデルルームは全戸分用意されていないので、
用意されていない間取りの部屋を買う場合は完全に想像。
例えば、実際の内装や、塗装色を見ずにカタログで判断する新車とか。
日産マーチなんて標準色で11色。ディーラーにあるのはよくて3色。8色買うときは賭けだ。
サクラ色なんて走ってる姿すら見ないから、参考素材すらなし。
こっちは35年支払い続けるんだぞ!もう少し客の目線に立つべきだ、と言いたいとこだが、
それが現実的に出来ないのも分からなくもない。
お財布内で簡潔するレベルの物なら、オンラインショッピングをするほどに、
想像を軸とした買い物に慣れている自分がいるので、文句はないが。



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