トナリ 東陽町

そのうち行こうと思っていたけれど、わざわざ行くほどでもないし、並ぶのも面倒、・・・まぁいつか行くことあるでしょ、なんて漠然と思っていたラーメン屋のうちの2軒をこの半月のうちに立て続けに行った。高田馬場の「俺の空」とタンギョウとかで有名な東陽町の「トナリ」の2軒。どっちも店の外に長い列を作る有名店。

で、いざ食べてみて思ったのが、まー普通だね、てこと。もう一回行きたい、とか他のメニューも食べてみたい、と思うようなことはなかったし、頑張って並ぶ意味はやっぱり見出せなかったし、グルメサイトの評価もどうなんだろう、と。

ただ、これに関してちょっと考えてみたけれど、まず「この店は美味しくない」ということでは決してない。おそらく自分がそれ(ラーメンやつけ麺など)を美味しいと思わなくなってきた、つまり味覚が変化してきたのかな、と。年齢をとるにつれ、パンチのあるものよりサッパリしたものを好むようになってきているのだと思う。牛とかより魚の方が美味しいと思うようになってきたし、昔あんなに食べてたモスとかもう全然だし。まだまだ好きなのは好きだけど、でもジャンクが美味しいと感じる年齢層はもう脱したのかも。あと、もっと美味しいものをたくさん知った、というのもあるのだろうと思う。そう考えていくうちに、普段なんとなくな感じでラーメンとかよく食べているけれど、そのときに自分が欲する別の物を食べに行き、少しでも脳を満足させる機会を増やすことも考えた方がいいのかなと。食ってすごい大切だし。

そういった点を自分なりに裏付けるために、7、8年前くらいによく行っていたラーメン屋に久々に行ってみようかな、と最近考えている。普通だな、と思ったらそういうことなんだろうと思う。「この店は味が落ちた」とか言うほどの記憶力は持ち合わせていないので、単純に自分の味覚の変化という結論にしようと思っている。「普通だな」と評することで正論にしようとした予定調にも感じなくはないが、そんなことはない、公平にジャッジするさ。自分が美味しいと思った店は美味しくあり続けて欲しいし。というわけで、世田谷通り松陰神社近くにある「一心」、馬事公苑近くの「百麺」に行きたいんだけど、なかなかどうして今となっては近所じゃないし、あっち方面に何の用もないからなー。そうやって実行に移さないうちにまたどんどん歳取って、味覚や嗜好が変わっていくんだろうね。いかんいかん、これは計画的に実行に!


Similar Posts (Posts or dissimilar):関連するようなしないようなエントリの抜粋