6/18に世田谷美術館で開催していた「エリック・カール展」と、6/30に三鷹市美術ギャラリーで開催していた「滝平二郎の世界展」に行ってきた。どちらも絵本作家として有名。前者は「はらぺこあおむし」「パパ、お月さまとって!」、後者は「もちもちの木」「花さき山」あたりが超メジャー作品かと。

エリック・カールはコラージュ、滝平二郎はきりえ、と技法が似ているから面白い。とはいえ、どちらもそんなに詳しくなかったからずば抜けた色彩感覚や感性をベースにざっくりと作品が作られていると思っていたが、いやいや、どちらもめちゃくちゃ絵がうまい(当たり前)。

特に滝平二郎に関しては、圧倒された。作品の構図、色など、並べてみるとその完璧さが見事過ぎる。美しい。ポスターがあれば部屋に飾りたくなったくらい。特に70年代に朝日新聞の日曜版に連載され続けたきりえは素晴らしかった。生で見れて本当に良かった。

気に入った作品は、エリック・カールは「プレッツェルのはじまり」、滝平二郎は前述朝日新聞のきりえで「夏ー秋編」と「冬ー春編」の2つかな。


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