昨年の11月くらいにtwitterで

コンビニで住民票のコピーを取ろうとしたら、先客のチャラ男くんが「一万円札コピーしちゃおうぜww」
つってコピーしだしてブザーが鳴ってコピー機が使用中止になりました

てのを見て、そんなことになるんだ!と思い、ちょっと調べてみた。

この機能、お札に埋め込まれている偽造防止技術の一つの「ユーリオン(EURion)」という技術らしい。お札をじっくり見ると、小さい黄色の丸がいくつかある。これがそうらしい。コピー機は複数あるこの黄色の丸のうちの何個かをチェック(半分以上はダミーらしい)し、偽造防止を機能させているらしい。

ちなみにこのユーリオンが含まれている画像をPhotoshop経由で印刷しようとすると、Photoshopでも識別され紙幣偽造防止の観点から「印刷できない」というエラーとなるらしい。

ベースとなる技術は「画像処理方法及び装置並びにそれを用いた複写機,スキャナー,プリンター」という発明名称としてオムロン(株)によって特許出願もされている。(IPDLで検索できた)
日本の企業のこういう研究技術って本当に凄いんだなー、と。よく言われるように、デスバレーになってしまった事柄も多いのが、国内の残念なところだね。


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