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スーツで出勤するサラリーマンは2通りに分類される。鞄あり組か鞄なし組か。
(※鞄=ブリーフケース等の類を指す)
スーツにリュックや、ブリーフケースの斜め掛けは対象外。あくまで手持ち組について。
前者に属する身としては、鞄は非常に邪魔な存在なわけだが、かといって後者になれない理由もある。
・鞄まではいらないが、手持ちには収まりきらない荷物がある
・客先等に伺う際の体裁と一時的な資料持ち運び用
理由の一つ目を考えるにあたり、本日の鞄の中身を見ると、
手帳、メモ帳、携帯、充電器、財布、小説、DS、iPod、USBメモリ、ペン数本、デジカメが主たるところ。
これに朝は新聞、天気予報によっては折畳傘が追加される。
資料やPCを持ち運ぶ営業さん以外は大抵こんなとこだと思う。
にもかかわらず、ちゃんとした鞄を皆持っている。(ヤングジャンプしか入っていない知り合いもいる)
対して鞄なし組は新聞しか持たない。朝は日経、帰りは夕刊フジは鉄板。財布と携帯はポケット。
理由の二つ目は微妙なところだが、やはり手ぶらで訪問されると、え?という顔をされると思われる。
それに、伺う以上は何かしら目的があるわけで、目的に沿った資料を持ち運ぶ必要もある。
というわけでやはりこっちの理由から鞄が必要だったりする。しかもいきなり伺うことになるケースもあるから、
月に1,2度の出番であっても、保険的に月20日持っていくことになる。
対して鞄なし組はほとんど席を立たない。ペンと印鑑で問題がない。
鞄あり組の2つの問題を解決するために、スーツでも似合うヒップバッグが社会定番となれば良いと思う。
それぐらいのサイズで格納できてしまう物しか持っていないわけだし、社内でも付けっぱなしで良い。
電車から降りるときに鞄が人にひっかかって苦労することも、鞄が当って嫌な顔されることもない。
網棚も埋まることもなく必要な人が使える。そして何より重くないから肩への負担が軽減する。
内容物より鞄が重い人は結構いるはず。僕はTUMIのブリーフケースだがこいつは本当に重い。
しかもあまり入らない。
もちろん社会の定番となっているので客先へ伺っても何の違和感もない。
問題もなくはない。新聞や折畳傘が入らなかったり、会社に着いたときヤングジャンプが隠せなかったりする。
客先へ資料を運ぶときの持ち運び手段にも困る。
だが新聞や折畳傘は空いている手で対応出来る。ヤングジャンプを読むのは帰りだけにしたら良い。
客先へ資料を運ぶときだけは、学生のように持ち手のあるファイルケースを使うことにする。
鞄と効果は変わらないが活躍の頻度の少なさからいけば、これで十分なはず。
あとはスリにご用心といったところ。
そういう社会になるべきだ、と思ったが、考えてみると、ネックなのは鞄ではなく実はスーツだと気がついた。
私服通勤族は既にそういう鞄だろうし、量が多くてもリュックを選択できる。(リュックは電車では敵視だが)
やはりスーツは無くすべきである。



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