今年も高知へ行ってきた。6回目。一週間前くらいから行くのが待ち遠しくて仕方がなくて、やっとだー!って感じ。気分的には「戻ってきた」と感じてしまうくらい自分の中では心の本拠地はこっち。もっとたくさん来たいし、長く滞在したいんだけど、今すぐは難しいので、こつこつとその準備をしていくしかない。そんなわけで今回も備忘録的に滞在記を残しておこうかと。とはいえ、いつもよりまったり過ごしてたので、目立ったイベントも少ないわけですが。(写真が多いので前後編に分割)

■ 8月3日 ■

夕方に高知に到着。飛行機の機内は週刊朝日の甲子園特別増刊号を熟読していたのであっという間に到着。一緒に持ち込んだKindleの出番なし。カツオのたたき、鮎の塩焼き、手長エビの唐揚げや流れ子など地元食材の美味しいご飯とビールで高知での夏休みスタート!

■ 8月4日 ■

庭でブルーベリー収穫。このあとジャムへ。

数年ぶりに龍河洞へ。たぶん前回は2007年に来たとき。ガラガラだと思っていたら結構観光客で混んでいて驚いた。でも土産店とかは結構閉まっていたりして活気はそれほどないかな。外が暑かったこともあって、龍河洞の中はかなり寒く感じる。気持ちが良いとかではなくて寒い!5〜6年前に来たときは体を横にしたり屈んで通るところ、長い階段などが全然苦でなかったはずなのに、今回は結構苦しかったりして。歳って怖い。肥満って怖い。

龍河洞から出たら局地的な豪雨。ここ最近高知は雨が全然降っていなかったらしいけれど、俺が来るや否やこれですよ。the雨男。Yeah!!

高知はアイスや氷菓子が豊富。その一つが袋にかき氷が入っている袋氷。かき氷と違って完全にいちごシロップが溶け込んでいるから味ムラがなく美味しい。でも、残り少なくなるとうまく食べられなくてかなり苦戦する。甲子園のかち割り氷のようにストローがあればいいんだけどね。

でも製造している松崎冷菓のホームページを確認すると、袋から皿の上に出して練乳かけたりして食べるようで。よくよく考えてみればそれが正しいのかもしれないけれど、袋直でワイルドにいくのもありっす。

■ 8月5日 ■

高知の夏の空は手加減がない。暑いっていうよりもう痛い。でもそんな空と8月には収穫が始まる早期米の黄金色の稲穂。この風景が好きで好きで。軒先でボーっと見てても全然飽きない。

高知で生活したい理由はこういう何気ない理由の積み重ねにあるのかもしれない。

ところで2011年に来たときに、日曜市ついでに立ち寄ったひろめ市場が激混みで食事どころでなかったので、今回リベンジ。一応、目的は安兵衛の餃子。本当は夜に屋台の安兵衛に行きたいところだけど、なかなか子連れでは難しいので、餃子だけ出してくれる店がひろめ市場内にあるので行ってきた。

揚げ菓子みたいなサクサクと軽い小降りの餃子でおいしい。でも店のパンフを見てみたら”恵比寿店”があるというね・・・。わざわざ来たのにと思いつつも、さっそく来月にでも高知に縁のある友人と行くことに決定。餃子が軽過ぎたので、ひろめ市場内の明神丸でカツオのたたきと青さ海苔の天ぷらを注文。カツオは想像の範疇だったけれど、青さ海苔の天ぷらは美味しいなー。これはかなり好きだわ。ビールとの組み合わせは無双の予感。(車だったから飲まなかったけれど)

ちなみに土佐弁を使ったローカルポスターは先にやったキリンの勝ちだね。「たっすいがは、いかん!」はうまいキャッチになってる。アサヒビールの「ぜよ」では弱い。でもやっぱり龍馬に頼り過ぎな感じは否めない。あと、どっちもそこまで日常では聞かない言葉なんだよね。せっかくなら日常的に使われていて、かつ高知ならではの言葉を使えばいいのにと思う。そこまで出来ていないあたりに地域外の人が作った感があるというか。英語のように、現在進行形(例.しゆうよ)と現在完了形(例.しちゅうよ)を使い分けるテクニカルな土佐弁なんだから、それを使って欲しい!どうですか、サッポロさん。

しかし、分かっていたことだけど、本当に高知の人って商売っ気がない。サービスって何ですか?ホスピタリティって何ですか?ていうくらい。観光客中心で成り立っているひろめ市場で感じたんだから、場所によってはもっとひどいのかもなー。実際、店で商品を見ていても「いかがですかー?」とか「試着OKですよー」みたいな声は絶対かけられない。たぶん高知の人は現状に不満はないのだろうし、今のやり方で今の生活が維持出来ているうちはそれをどうにかしようという気持ちはないのかもしれんな、と。でも、少しずつでも変えていって高知がもっと活気が出ると嬉しいのだけどなー。まー、そういう意識の部分に「県庁おもてなし課」が気が付いているかどうか・・・。

わざわざこれが欲しかったわけではないけれど、高知のソウルフード「ミレービスケット」と四万十にある海洋堂ホビー館のコラボ(パッケージだけ)版を買ったら付いてきたおまけ。土佐弁キャラクターっていうらしい。ちなみにこれは、うまのすけっぴ(わるさモード)ってやつらしい。「あっ!それってもしかして!!」て言う人がいたら間違いなく高知に何かしら関係ありそうなので、そういう出会いのために暫く付けておこうかと。(iPhoneは裸で使っていたのでケースもストラップもすごい邪魔)

■ 8月6日 ■

初の室戸へ。これまで高知の東側は安田(そこから山を登り馬路村へ)までしか行ったことがなかったので、未知の世界。とはいっても道は1本(55号)しかないので、ただただ道なりに走るのみ。さて室戸の目的は室戸ドルフィンセンターに行くこと。相当しっかりした施設かと思いきや、思いきや、思いきや・・・。まぁ、それでもこの近さでイルカを見れるのはなかなか貴重。池の鯉のような距離感。子供たちがもう少し大きくなったら、ドルフィンスイムに参加もありかな、と。しかし真っ昼間の外に1時間弱いたわけだけど暑過ぎてクラクラしてきて、あれ?もしかしてこれがあの熱中症??みたいな。

ドルフィンセンターのすぐ横にある海の駅とろむで昼食。土佐巻と素麺のセットを頼んだんだが、一人前と思えない量。シンプルな味で美味しかったんだけど、もう少し量少なくても問題ないぜよ。(素麺が冷や麦みたいな太さだったので、帰宅後に高知の素麺は太めなのか、と聞いたらそんなことないよ、と。うーん)

食事処の外にあった魚や特産品を売っている場所で、山北みかんを激安で売っていたのでゲット。

しかし、ドルフィンセンターよりも海の駅よりも何よりも、すぐ横に隣接しているテトラポッド(正しくは消波ブロック)の製造工場が大きいし、インパクトありっていうね。工場から少し離れたところに出来立てホヤホヤ(と想像)のテトラポッドが乾かしているのかズラーって並んでいたのは面白かった。こういうのって誰が買うんだろうか。やっぱり行政?でも国はテトラポッドを無くしたいってどっかで読んだ気がするが。

で、室戸に行ったのに、室戸岬に寄らずにあっさり帰路へつくという・・・。室戸と言えばジオパークだし、ジオキャッシングも盛んだと思っていたけれど、検索したら一つもなかったので、行くに及ばず、と判断したというのもあるけれど、何より暑過ぎた、この日は。

8月7日以降は後半へ


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