今年の高知の滞在記の後半。(前半はこちら

■ 8月7日 ■

子供たちが「プール!プール!プール!プール!!」と日々合唱を続けるため、男3人で南国の巨峰園へ行ってきた。2年前にも来ているので2度目。道も慣れたもんで地図不要。へんろいし饅頭の山崎を越えてちょっと行ったあたりにドーン!相変わらずガラガラー。施設の人と話したら、ここは井戸水とのこと。めちゃくちゃ暑い日だったけれど、水はがっつり冷たい!!

プールで思い切り遊び子供たちがすっきりした夜。今度は大人だけのお出かけ。高知には何度も来ているけれど、旅行というより里帰りのようなもので、泊まり先もホテルではなく祖母宅。よって夜が外食というのは基本的に無い。でも、今年は外でも食べてみたいな、と話していたら、親戚の方にステキなお店に連れて行ってもらえた。

高知の食材中心で、とにかくどれもこれも美しいし美味いし。ご主人の話を聞いて「一見様お断り」という店が世の中によくあるが、その理由が少し分かった気がする。お客様を大切にするが故の事情というのもあるのだな、と。機会あればまた行ってみたいと思えるお店。ごちそうさまでした。

■ 8月8日 ■

毎年恒例、お墓参りの帰りにはりまや町の1×1のアイスクリン。いつもヨメと井の頭公園とかで売ればかなり売れるのに!て話をするのだけど、ここと高知のあちこちでパラソルの下でおばちゃんから買うしかない。通販は可能だけど。で、お店の人に東京とかに出さないのですか?てヨメが聞くと「やっぱりお金かかるからねー」と。まー、そうだよね。せめて宣伝しておきますかね。通販サイトはこちら!小さいカップじゃなくて、1Lとか2Lのを買って、食う直前にがりがり削って盛りつけると美味しい。アイスクリンてカテゴリとしては、ガリガリ君とかと同じ氷菓子だからね。削った感じがしゃりしゃりになって美味しい。

石とか貝とか拾いにフラっとヤ・シィパークへ。去年は昼間に泳ぎに行って、その暑さに叩きのめされたので、反省して今年は夕暮れ時に。それでも暑い暑い。しかも着くや否や地震速報(誤報)受信してびびったり。

夕暮れの空。空が広い。空が高い。

■ 8月9日 ■

週末からのよさこい祭りの準備が進む市内に朝から一人ドライブ。目的は、毎年恒例の五台山 竹林寺へのお参り。五台山から見る高知の町並み、竹林寺の静かな雰囲気がすごく好きで、必ずここには来ることに決めている。言ってしまえば心の静養のようなもの。

本堂の修復工事も終了し、美しい佇まい復活。今年も数珠を一つ購入。去年のと重ねて常時左腕に。

ところで五台山というと「海がきこえる」の主人公の家があるとされている場所。ファンサイトの情報から想像するにこのあたりだろうなー、と。ちょっと聖地巡りのような感じで少しだけ余分に運転。

で、これが作品に度々登場する天神大橋。筆山の近くなので、実は高知に来るたびに車で通っていたりして。

高知ローカルなものは結構多い。帽子パンやミレービスケット、アイスクリンなど。みかん水もその一つ。昭和テイストのパッケージは知っていたが、実物を見たことはなかった。しかし、ついに発見。味は、まぁ、なんていうかね。いろはすのミカンみたいなもんかな、と思っていたんだけど、そんな中途半端な作りではない。徹底的に甘い!!!

毎回家のどこかを補修しているような気がするけれど、今回はなんと障子の張り替え。これは初体験。でも、途中からコツをつかみ、なんだかんだで上手に出来たように思う。達成感が半端ない。

■ 8月10日 ■

今年は暑過ぎたせいもあって次々いろんなアイスを食べた。これは南国市のあたりで無敵のKUBOTA(久保田食品)のアイス。久保田のアイスは果物をプッシュしたものが多いけれど、シロクマ絵柄のアイスクリンもやっぱり主力。そのどちらでもないソーダを食らう。ちなみに楽天で夏期限定でまとめ買いOK!

高知限定と言えば、ひまわり乳業が出しているリープルもその一つ。高知の乳酸菌飲料はこれ。ヤクルトでもローリーエースでもない。これまでちょっと敬遠していたんだけど、今夏はこれにはまって、熱中症で弱り始めた自分を支えてくれた一品。

この日、高知県がニュースを騒がす。2日後に41℃超えでもう一発世間を騒がすわけだけど、そんなことこの時点では露知らず。しかし、こうなってくると、さすがに家から出辛いレベル。高知は今日からよさこい祭りなんだけどね。

そんなわけでよさこいはTVで。昨年は豪雨で途中で中止になったわけだけど、今年は酷暑。うーん。そんな最終日。

■ 8月11日 ■

引き続き絶好調の暑さを感じつつ、午後の便で東京へ。次はいつ行けるかなー。帰ってきて一週間もしないうちに、もう高知に行きたくなっているんで、ほんとIターンとかもっと勉強しようかな。

ところで観光旅行の場合、「るるぶ」や「まっぷる」、最近では「ことりっぷ」なんかを準備したりすることもあると思うけれど、高知の場合、実はそんなに必要ない。「ことりっぷ」とかのおしゃれ系にいたっては、四国で一冊にしちゃうから内容すかすかだし。

で、そこでオススメなのが、高知で手に入るいろんなフリーペーパー。作りもしっかりしているし、内容もデザインも十分。一番のオススメは「とさぶし」で、まだ3刊だけど、どれもステキ。iOS、Androidでも読めるようになっているので、是非是非チェック!

「こうちじん」や「ゆるり土佐時間」もフリーペーパーでいいのか?というくらい、しっかり内容がつまっていて、「るるぶ」とかとは違った視点で行ってみたい場所を知ることができる。

高知まんなかガイド」は、高知市が出している冊子だけど、市内の地図はこれが一番使い勝手がいい。これ以上地図の範囲が広くても狭くても不便だし、道も細か過ぎず、でも道に迷わないレベル。市内の観光ならこれで十分。あとは書き込んでいけば良い!

ちなみに今年は趣向を変えて、ちょっと変わった高知本を買っていった。映画のタイアップも兼ねて、有川浩が監修(というか食べ歩きしている)した高知本「有川浩の高知案内」がそれ。思ったより実用的だし、短い旅行だと広い高知県をまわりきれないので1泊2日〜2泊3日で行けるレベルに的を絞っているこの本はなかなか素晴らしい。

ダメだ、見ているとまた行きたくなってきた。


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