東京ドームで行われたWBC2次ラウンドを観戦してきた。昼間に行われたオランダ-キューバ戦を途中から観戦し、2時間ほど水道橋の居酒屋で昼間から飲み。しっかりビール腹を抱えてドームに再入場。この時点では4時間に叫びまくったり手たたきまくったり、日付の変わり目が見えてきた球場で知らない人たちとハイタッチしたり抱き合ったりすることになるとは全く想像できず。

序盤は王建民。あの王建民が観れただけでも嬉しかった。結局6イニング抑えられたちゃったあたりさすが。スタンドから観ている限り打てそうな感じだったんだけど、やっぱり巧さがあったんだろうなぁ。スローペースな試合は、8回以降は説明不要なかなりの急展開。

あそこから延長の10回に試合が終わるまでは時間を忘れて、わーわー騒いでた。あんなに大声だしたのいつ以来だろうな。念願の稲葉ジャンプもしたし。そうそう9回らへんからは携帯にも次々とメールきた!みんなテレビで観てんだーて思いながら返事したり。しかし、あとからテレビ中継観たけれど、あの中継では分からないくらいスタンドは大騒ぎだった。あの試合を球場で観れて本当に良かったなー、と。今まで生で観た試合で当然一番。あの興奮は忘れられないと思う。試合後にしっかり挨拶していた台湾の選手は素晴らしかったし、その選手たちに大きな拍手を送っていたドームの雰囲気も最高だった。

この試合で印象的だったのは、やっぱり最初から最後までフレンドリーな空気に満たされていたこと。殺伐とした空気やブーイング、ヤジなんか全くなし。球場のウェーブも1回目こそ台湾ファンがたくさん座っているところで途切れたけれど、すぐきた2回目以降は全て一緒になってみんなウェーブしてた。嫌な感じがするボードを掲げている人なんていなかったどころか、むしろ震災のときの援助に感謝するボードを持っていた二人を球場のカメラがしっかり抜いていたのを見たときはジーンてしてしまった。(この件はその後ネットで話題になって、台湾のTVでも放送されたらしい)

そんなわけで、5時間弱に及んだ最高の一戦は終わったあとも良い気持ちでいられるステキ試合でした。いやぁ、楽しかった!!


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