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数ヶ月前(8月末)のことになるが、MCPの70-533 Implementing Microsoft Azure Infrastructure Solutions(Microsoft Azure インフラストラクチャ ソリューションの実装) を取得した。MicrosoftのクラウドサービスAzureの基礎的な位置付けのMCP。

スコアは890。合格ラインが700。自己採点ではもう少し正解だと思ったが、そもそもの理解・解釈が違ったものがあったのかもしれない。試験時間は120分あるが、半分くらいの時間で終了。その場でいきなり合否が出る試験に慣れてなかったため、ドキドキする前にいきなり表示されたことに驚いて、あとからゆっくり安堵感。

MCPの受験は初めてだったため、勉強方法が今いち定まらなかったが、Microsoft Virtual Academyの自習教材などを参考に進め、最終的にはトライアルを使って実際にAzureに触れる形で学習を進めた。単語を覚えること、仕様と脳内イメージが一致することまで時間がかかったが、それが整ってからは点が線になる感覚で理解は早かった。

最初からAzureを触るのか、机上勉強をしてからが良いかは人それぞれだろうけど、触ることは必須だと思う。また、今は特にAzureのポータルが新旧併用されているタイミングなので、そのあたりも理解が必要。久々に勉強時間を割いて取り組んだことはとても良かった。Azureをはじめとするクラウドサービスはその進化がかなり速いので、MCPを取得するために学んだ知識が活かせる時間は限られていそう。むしろ仕事なり趣味なりでどんどん触って常にアップデートが必要になると痛感。

IPAの試験もそうだが、それを取得することで何かが出来る(構築が出来るなど)わけではないが、同じ最低基準、単語の意味の理解が共通ということが、コミュニケーションにおいて大きなメリットになる。そういう点からも重要な気がする。いずれにしても、取って終わりではないということ。

取って終わりではないという点では、2012年に取得した情報セキュリティスペシャリスト(SC)が、情報処理安全確保支援士(SC)に変更され、過去の合格者は登録することが必要になるらしい。情報処理安全確保支援士は、登録日を起点として1年の間に1回6時間のオンライン学習と、3年に1回6時間の集合講習(グループ討議を含む)を受けることが義務付けられるようで、IPAでは新しい取り組み。これによって、(最低レベルであっても)最新情報にアップデートされていくらしいので、時代にマッチしていると思う。というわけで年内、忘れないうちに登録をしなくてはいけない。(H29/1/31までらしいので要注意)


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