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最近、多くのH/W(特にPCやカメラ)が少し前とは役割が変わってきたように感じる。具体的にはより専門的なこと、特定の目的を達するためのツールになりつつあり、汎用的な用途での役割は終わったのではないか、ということ。

少し前のPCの役割はインターネットが主であったが、ここにきて、それよりさらに以前に担っていた専門性(例えば動画編集やグラフィック、計算能力が必要な処理やプログラミング、PCゲームなど)のあるジャンルでの活用に戻ってきていると思う。言うまでもなく、インターネットや簡単な写真の加工、表計算などであれば、スマホやタブレットで出来てしまうことがその理由。かといって、安いPCを買えば足りなかったことが全て出来るかというとそうとも言えない。

カメラもビデオも、そこそこのレベルであればiPhoneで十分だったりする。数年前では想像できないくらい高性能だと感じる。とはいえ広角であったり夜の撮影だったりマイクだったりと課題がないわけではない。ただ、それをコンデジが全て補えるかというとそうとも言えない。

今の大学生以下(ないしは新社会人くらいか)の世代は、自宅にPCを持っていない、インターネット回線を引き込んでいない、カメラを持っていない、というのは割と当たり前になりつつあるらしいし。

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そんなわけでこの頃感じるのは、安価なH/W機器を買うのはあまり意味がなく、買うなら目的に即したそこそこの機器を買うべきなんじゃないか?ということ。もちろん予算という考えも必要なので、予算内でどこに落としどころを付けるかというのもあるし、PCだと安価なものを短いサイクルでどんどんリプレイスして使っていくという選択肢もあるとは思う。でも、それだとそのH/Wがないと出来ない処理があるのだろうか、ということになってくる。

今、自分にとって必要なPCは、動画編集や開発環境、仮想環境がストレスなく動くこと、カメラは、動画の性能になってくる。手ぶれ補正、広角画角、4K、起動処理、ピント処理などなど。でも、100%要件を満たすことを考えると、やっぱり予算の壁という最初から見えている高い高い壁があるわけでこれがどうしてなかなか難しい。。。

正解なんてないし、今買うべきか、少し待つべきか、とか。どのスペックにするかとか、あれやこれやと思うことは色々あるが、まぁ、なんていうかこうやって色々考えているのは、この数ヶ月Mac(Winも可能性0%ではない)の買い替えを真剣に考えているからに他ならない。さて、どうしたものか。うーん。


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