GW頭の5/2、3とSUPER GT第2戦富士「FUJI GT 500km RACE」に長男と行ってきた。今回は予選から見、夜は車中泊をし、翌日の決勝まで見る初のフルパターン。それはともかく、GWやお盆、年末年始など高速道路が渋滞する時期に遠出をしないため、渋滞対策は皆無。どうしたものか、と悩んだ末、朝3時半に出発し渋滞が始まる前に中央自動車道を走り抜けてしまうことに。
中央自動車道は真夜中なのに結構な数の車が走っていた。旅行なのか帰省なのか知らないが、みんな頑張っているんだな、と。そんなこんなで日が昇り始めあたりが明るくなり始めた朝5時に富士スピードウェイに到着。
SUPER GTのときの富士スピードウェイは朝4時半に開門。既に着いたときには30分ほど過ぎていたからさくっと入れるかと思いきや、西ゲート横のP15に入場待機の車が綺麗に長蛇の列。30分くらい暖かい太陽の光を浴びながら、眠気と戦いながら待つ。
5時半にやっと入場。P15のあたりに行きたいなー、と思っていたが警備員の方の指示に従って移動するとP7へ。予定と違ったけれどP6のトイレも近いし、P7は巡回バスのバス停もあるし、よく観戦ポイントに使っているアドバンコーナーからも近いのでむしろ良かったかも。
あとでバスから見たダンロップコーナー、13コーナー、パナソニックコーナーのあたりは見事にテント村。次回はテント泊でのんびり滞在したいところ。しかし、警備員を振り切ってP15に行くのはどうしたらいいんだろう。普通に話をしたら行かしてくれるのかね？
早朝6時。快晴。美しい富士。暑くなりそうな気配。だが、まだ余裕があって若干なめている。2時間後には暑さにやられ始めることをまだ知らず、サーキット内を散歩。まだ店も空いていない。
メインスタンドも誰もいない。早く到着しP15で一緒に入場を並んだ常連組はおそらくこの時間帯は車内で仮眠をしていたり、テントの設営をしている時間帯なのではないかと。我々は持ち込んだパンとかをむしゃむしゃ食べてはダラダラ散歩を続ける。
が、正直やることもないのでフリー走行が始まるまでいったん車に戻りウトウトすることに。なんせ暑い。ぐんぐん温度があがり、じわじわと体が焼け始める。これは日焼けがやばくなる予感。しかし日焼け止め持参せず。首後ろとか腕とか危険な気配。
駐車場でダラダラしているうちにフリー走行も始まり、イベント広場の店もオープンしだしたので再びスタンドへ。朝9時にして酷暑となりつつあったので、早くも自分はビールを、息子はアイスを。
予選（ロニー・クインタレッリのありえないくらいのレコードタイムを生で）見たり、イベント広場行ったり、車でゴロゴロしたり、特にこれと言ってスケジュールに追われることなく、全般的にはダラダラしているといつの間にか夕方に。
予選観戦以外で初日の唯一の予定がキッズピットウォークへの参加。これは行かないとな、と30分前くらいに集合地点に向かうも、既に数百人の列。既にクタクタだったので、この列には心が折れそうになった。息子はもういいかな、という雰囲気を出していたが「いや今回はちょっと特別な予定があるから」って言い聞かせ、そのまま頑張って並ぶ。
ピットウォークは初めてSUPER GTを観たとき以来なので、8年ぶりくらい。やはりピットから見るスタンドの景色は壮観。特別な予定とは、実は今回はGT300のあるチームの関係者が仕事で付き合いのある人（ということが前日に発覚）というわけで、ピット前まで行き本人と合流、特別に柵の中へ入れてもらえた。さっき予選を走ったばかりの車にタッチ。これはなかなか出来ない。嬉しい。
息子は息子で、別のチームのドライバ（LM corsaの吉本大樹選手）にサインをもらえて、嬉しそうだった。サインをもらう（誰からであろうと）っていうのは特別な感じがあるんだろうね、人生初なわけだし。その前後に、応援しているGT500はRAYBRIG、GT300はARTAのピットも遠巻きに見れたのでそれも嬉しかった様子。
ピットウォークが終わると既にあたりは暗くなっており空には月。一気に気温が下がって肌寒くなってきた。というわけで駐車場へ戻り、駐車場での夕食作り＆車中泊の時間に。このあたりのことは別エントリで。
しかし、事前に調べていた情報では予選が終わった後、いったん帰宅する人も多いから車を移動できる、ということだったけれど、全然そんな気配なし。ほとんど満車のまま！車が停まっていないところも、昼間に停めていた車が翌日の場所取り用に私物を置いて帰っているためこれは移動出来ない。車中泊組ばっかりじゃないか。
でも、たまたま自車の隣の枠が空いていたので、堂々とテーブルやチェア並べてのんびり食事し、10時には就寝。
起きたら6時前。決勝も快晴。今日もやばそう。（暑さと日焼け）
というわけで決勝だけど、息子が暑さにやられていたのと、レース後だと駐車場から出るための渋滞（約2時間）に巻き込まれることになるため、それを避けるため、決勝が始まるや否や実は撤収。決勝を観ないというのは勿体ない感じもあるけれど、これはこれで仕方なし。それでもいつも通り、十分に楽しめた。サーキットのこの空気と音、これは本当に楽しい。
そういや帰ってから気が付いたのは、レースの写真をあまり撮っていなかったこと。今回はレース観戦より車中泊（息子と二人旅風）がメインだったってことだね。
ちなみにレースは、予選の勢いそのままにGT500はMOTUL AUTECH GT-Rが優勝。2位も予選通りカルソニック IMPUL GT-R。GT-Rの勢いは500にとどまらず、GT300でも優勝がGAINER TANAX GT-R、2位にB-MAX NDDP GT-Rと、GT-R祭りになったみたいな。トヨタはお膝元の富士で屈辱だね。
なお、予選日33,500人、決勝日58,000人と2日間で90,000人以上の来場。いや、ほんと多かった。子供のカウントしていないだろうから、実際は100,000人近いんじゃないかと。SUPER GTも初めて観戦した2007年に比べると、本当に大きなレースになった。今年はもう1レースくらいきたいねー。出来れば暑くない時期に。そうなるとRound4の富士が8月ど真ん中なのでそれは避けて、最終戦Round8、11月のもてぎになるかな。今度は寒さ対策が必要？？
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スーパーGT前身のJGTC時代はよく見に行きましたよ。
その頃はまだトヨタによるリニューアル前だったので、それはもう観戦場所を移動するだけでかなりのトレッキングでした。なつかしい。
ココ数年は、毎年自らが参戦している全日本○○選手権のホームコースです。笑
JGTC！懐かしい名称ですね。
自分はSUPER GTになってからしか生観戦はないですが、カルソニックとかJGTCから走ってる名前ですよね！
それよりもトレッキング富士が気になります(笑)
今でも移動のアップダウンや距離はなかなかなので、整備されてなかった時代とかすごそうですね。
例の過酷なレースに参加されてるのは存じあげてます(笑)
でも楽しそうです！