ずっと行きたかったキャンプ場の一つ、日光・中禅寺湖の菖蒲ヶ浜キャンプ場にソロで行ってきた。直前に長野の高ソメキャンプに行ったため、同じ週に2回というのはさすがに初。体力的にそこまで余裕なし&天気予報が最悪だったため、テントの中で引きこもって体を休めるくらいのつもりで現地へ。

本当は8/31から1泊にして、木曜→金曜のガラガラを狙っていたけれど、まさかの8/31臨時休業で、1日ずらして9/1から。以前、金曜日に休みをとってここにこようと思ったときは、学生が100人規模で日中BBQしてるけど良いですか?て言われて、良いわけないので諦めたりと、なかなかに相性が悪く。今回も1日ずらすことになったからやめようかな、と思ったけれど、前日やっていないなら、前泊組がいなくて一番良いところに陣取れるのかもしれないと思って決行。

到着すると、やはりそこは素敵な湖畔サイトで、キャンプ場として高規格でもなんでもなく、必要なものが必要なだけあるだけなんだけど、この景色なら他は別にOKという感じ。むしろ湖畔を陣取れなかったら、急激につまらなくなるかもしれないくらい。キャンプのチェックインはいつものんびりだけど、ここにくるのであれば早めから並んだ方が良いなと思う。

予報では午後から雨、遅くなるにつれ大荒れ(というか台風15号が関東に接近中)で正直最悪なコンディションだったけれど、到着しチェックイン(結果1番、後ろに数組並んでいた)した時点では全然雨の気配なし。誰もいない場内から良さそうな湖畔エリアをゲット。

いつも通り、ソロ用のMSR Elixir2と、ムササビウイングを設営。一応、このあとの天候を考慮して、ムササビはかなり低めに設営。むしろ最近、あまり焚き火をしないし、たいてい雨が降ることを考えたら、コットン素材を含むタープのメリットが全然なくて、むしろ重い、乾かない、などデメリットが気になりつつある。そもそもで焚き火をタープの下ですること自体、今までないしな・・・。

中禅寺湖の水は透き通っていてかなり綺麗。静かでリラックスできる。やることもないので、ビール飲んだりコーヒー飲んだりするだけ。少し冷えてきたら、テントの中で本を読みふけ、たまにウトウトして、また本を読んで。

暗くなる少し前に、早めの夕食を。簡単に親子丼。インスタントの食材とかお菓子とかもいつも割と持っていくけど、毎回ほとんど手をつけないようになってきた。そもそも、この夏忙しかったからか、全然食欲がなくて、むしろほとんど何も食べないでも良いくらいの気持ち。

夜もふけてくると、予報よりはだいぶ遅れてだけど、天気が急に荒れてきた。とりあえず濡れて困るものは出来るだけタープの奥の方とテントの中に片付けたあと、テントに入って映画を1本。途中で雨音が大きいな、と思ってイヤホンを外すと、外は豪雨に。まぁ、仕方ないか、とそのまま寝ようと思ったけれど、どんどん雨がひどくなってきて、「あれ?これは経験ないレベルの雨じゃね?」て感じになって、なかなか寝付けない。。。

そんな感じで雨の音にまぎれながら小さく聴こえてくる隣の外人バックパッカーがかける聴いたことないジャズを聴きながらぼーっと過ごす。雨足が弱ったのが3時か4時くらいで、そこから一眠りして、朝へ。

翌日は一点暑く良い天気に。テントとタープを日なたに移動して可能な限りの乾燥。チェックアウトぎりぎりまでのんびり過ごして帰路へ。せっかくここまで来たんだからと、来たことなかった日光東照宮に立ち寄ってから帰宅。東照宮の感想は特にないけれど、激混みの中、一通りメジャーなものを見て、あそこは一度行けば十分だなというところに至る。

そんな感じで、この夏のキャンプは締めくくり。いつもだと帰りの運転中に、次はどこに行こうかな、とかどんなキャンプにしたいかな、とか考えるけれど、今回は不思議なくらいにそういうことを考えず。むしろ、なんかちょっとした達成感みたいなのが出てしまい。果たしてこの気持ちはなんなんだろうか。これからは、ソロを中心にしたもう少し違った形のキャンプを楽しむ方向を目指してみようかな。

今回もキャンプの様子を動画にまとめたので、よろしければそちらもご覧いただればと。




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