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相模原にある青根キャンプ場へ長男と2人で行ってきた。6回目のキャンプにして初の中央道の利用&道志川方面。しかも滞在中ずっと快晴のキャンプ。朝、家を出たのは予定より1時間半遅れ。これはまた遅くなるかも、と思ったが、あっさり1時間で到着。近い!まだ昼前、運転疲れもない、最高。

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道志川、初めて見たけれど、透き通っていてめちゃくちゃ綺麗。ところどころ魚も見える。

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柿がなっていた。秋だ。

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もう少し紅葉が進んでいるかと思ったけれど、まだまだの様子。落ち葉も少ない。でも雲もなくすっきり快晴で気持ち良い。今回は降水確率0%だし、2人だけだし、ってことでタープは張らずテントのみのスタイル。

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これまでのキャンプはいつも時間的に余裕がなくて、設営して食事して焚火して寝るー、な感じでアクティビティ要素がなかったけど、今回は昼を食べてもまだ全然明るい時間だったので、持ってきた小さな竿で釣りをやってみた。全然釣具が川にマッチしてなかったし何も準備していなかったので、予想通り魚は釣れなかったけれどなんとなく雰囲気を楽しめた。もう少し楽しむためにちょい投げセットでも買ってみようかな、と。

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夕食後はいつも通り焚火。今回は2人だからBBQをせず、ファイアグリルもただの焚火台の役割。網がないのでユニフレームのキャンプケトルを直置きしてみたり。直前にゲットしたキラキラピカピカのケトルが一気に煤まみれに。でもなんか格好良い。沸いたお湯でコーヒーをいれるとまた美味しいのなんの。

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小さい安納芋を持って行ったので初試みの焼き芋に。新聞に巻いてびしょ濡れにしアルミを2重に巻いて火の中にポイー。適当に転がすこと1時間弱くらい。スイートポテト。うまうま。

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夜はふけていく。ハロウィンに飾っているキャンパーさんが何組かいたけれど、うちは男2人でそんな感じにはないので、十五夜ということで満月を見ながら月見団子で渋い夜を楽しむ。とにかく星が綺麗で、東京から1時間でこんなに星空が見えるのか、って。地味に感動。

キャンプ場の人と話をする機会があって、色々と話をしていたら、7時くらいからサプライズで打ち上げ花火(をセッティングしているお客さんがいる)があると教えてもらえた。というわけで寒さに震えながら2人(+キャンプ場の人)で待っていたら、そのときが。彼女?奥さん?へのお祝いかプロポーズ的な何かだったっぽい。そんな主役たちは置いておいて、こちらも頭の真上で花火ってのは流石に初。音の大きさもそうだけど、そのインパクト・美しさに開いた口が塞がらず、写真撮るのも忘れるほど感動。

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その後はまたまったり焚火に当たりながらお菓子をつまんだりするも、急激に気温が下がってきたので、早めに就寝。

しかし、この無印の温度計が正常に機能していたとすればだが、このあと0℃を振り切る寒さに。息子はシュラフ2重にしたり、いろんなもの被せたりしてたから暖かく爆睡していたけど、こちらは寒さで一睡も出来ず。寒くて眠れなかった話は聞くことがあるけれど、まさか自分もそうなるとは。

よくよく考えたら、キャンプを始めたときに急ピッチで買い揃えた安価な無名シュラフ。一応、快適温度0℃表示だけど、10℃くらいでベストだろう、って感じ。そこにきてマイナスの世界では確かに無理だ。

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寒すぎて寝れずに明るくなるのを待っていたが、ついには足が左右順番につったりしてもう無理だな、と感じて起き上がって外に。当たり前だけど外も極寒。結局5時くらいから静かに焚火で暖を取ることに。火を扱えるようになった人類はすごい。温かさを痛感。外が少しずつ明るくなり、少し気温があがってきたところでお湯を沸かしてコーヒー。カセットガスもレギュラーのガス配合の物しか持っていなかったけれど、こうなると寒冷地用のパワーガスとかも必要なのかも。

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朝は缶詰のトマトチキン煮を温め、軽く火であぶったバターロールと一緒に。生き返る。本当に死ぬかと思ったから余計に。

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太陽の光が当たり出すと、ぐんぐん気温が上昇。ハスラーの屋根が水蒸気でモヤモヤ。太陽って暖かい。本当に暖かい。

チェックアウト後に、隣接している温泉につかって芯から体を温めて帰宅。帰りも1時間ほど。日曜〜月曜でのキャンプだったから道が空いているというのもあるけれど、それにしてもこの距離は癖になりそう。眠れなかったことはともかくとして、トータルでは良いキャンプだった。また行きたいキャンプ場。

ところで今回、途中で息子の目に虫(蛾?)が当たったらしく、またそれをこすったもんだから片目とその目の下らへんがひどく腫れ上がるというハプニングがあった。虫もいない季節だし、ってことでほとんど薬も持たずだったので、キャンプ場のおじさん2人と相談をしたら、塗り薬と目薬(わざわざ家から持ってきてくれた)を貸してくれた。それを使ったら一気に腫れも痛みもひいて落ち着いた、っていうことがあった。本当に感謝である。

そんなこともあって、今回のキャンプではいくつ準備不足を感じた。慣れてきて手抜きだったり、敢えて荷物を減らしたこともダメだったわけだけど。忘れないように書いておくと、
・薬関係は幅広く対応出来るように常に持っていくこと
・冬には冬のシュラフや寝具を用意すること
・冬には冬のガス缶を用意すること

眠れない夜はつらかった。次は、寒くてもヌクヌクと寝れるキャンプをしたい。年内はあと1回くらいは行けるだろうか?


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