8月最終週に長野県松本の高ソメキャンプ場に行ってきた。初の長野キャンプ、初の2泊キャンプといつもと少し違った感じで。釣りキャンプをすること、それと一度は行ってみたい観光地、上高地へも足をのばそうというプラン。盛りだくさん。

出発。高ソメキャンプ場のチェックインは3時からと設定が遅すぎないか?て感じだけど、そのかわりチェックアウトが2時なので、まぁどちらを取るかって感じなのかな。3時頃に到着と考えた場合、中央自動車道と長野自動車道を松本までひた走るのがだいたい3時間弱。そこから下道が1時間。途中休憩がおそらく1回(双葉かもうちょい先か体力とガソリン次第?)という感じで昼食&給油で50分。松本からキャンプ場までの道中にありそうな(おそらく)唯一の大きめのスーパー デリシア波田駅前店に立ち寄って買い物が30分。というわけで約5時間半の道のりなので、3時到着から逆算した出発の目安は9時30分。完璧。

という前日の計画はどこへやら、出発したのが10時45分。・・・遅すぎる。

ところで今回から持ち物を見直して、道具類一式が詰め込まれている無印のポリプロピレン頑丈収納ボックスを大サイズから中サイズにスケールダウン。その結果、ラゲッジに気持ちゆとりができた。ハスラーのような収納の限られている車で4人分のキャンプ道具となると削れるものは削らないと。

高速の運転であまり休憩するタイプではないのだが、さすがに胃とガソリンタンクがどちらも空腹の訴えになってきたため、諏訪湖SAで休憩。絶景。諏訪湖の存在自体知らなかったけれど。それにしても完璧な晴れで暑いのなんの。山賊焼きが入った辛味噌ラーメン食べたから余計に暑いのなんの。

しかし、一人だったら松本くらいまでなら余裕でいけそうな気はするけれど、もちろん普通車の場合だけど。ハスラーはもともと体にあっていなくて、短い運転でも足や肩を中心にあちこちが痛くなる。だから諏訪湖のあたりまできた時点では結構、体も悲鳴気味。やっぱり軽なんだな、と。そして若くないんだな、と。

そんなこんなでデリシア寄って買い物(直前に食事しているから全然食べたい物が思いつかず)して、せっせと山道を運転し、全面白樺で覆われている高ソメキャンプ場に到着。かなり美しい。目に優しい。何よりかなり涼しいし静か。

ちなみに、au(プライベートのiPhone)は圏外、softbank(会社のiPhone)は電波半分くらいかな、ていう感じだったので、auしかない人は一応そういう認識は必要。電波はないけど、熊には会えるかも、ってことで熊鈴渡される。びびる。

このキャンプ場は池に面しているエリアのサイトが、景観良し、管理棟、水場、トイレ全て近しということで人気らしい。が、ざっと見て回った結果、奥の方の白樺に覆われているサイト(53番)に惹かれる。54番が空きだったため、完全なるプライベート空間をゲット。

とはいえ、このとき既に4時。夏とはいえ、木々の下で日差しは届かないため、急ぎめでアメドとムササビを設営。ちょこちょこ道具のトラブル(詳細は割愛するけど、エアベッドは卒業です)に見舞われたもののなんとか完了。

その後は、適当に場内散策したり軽く火を起こしてデリシアで買った物を焼いて食べたりして、そこそこ早く就寝。やっぱりチェックインが遅いと初日は何も出来ないな。2泊以上が必須のキャンプ場かも。

2日目は朝から30分車を走らせて上高地へ。いやー、さすがに綺麗。こういう水の色はなかなか見れない。仁淀を思い出す。

これが有名な河童橋!思ったより小さい・・・。なるほど、小さいな。

橋の下でGoProを水に沈めて遊んだりして、売店で軽く食事して昼前には帰路へ。着いた頃はまだ早かったからか空いていたけれど、帰る頃には激混み。国内&アジアからの観光客。あとずっと気になっていた小梨平キャンプ場がどういうところかもイメージできた。そもそも初めてこのキャンプ場を知ったときは、上高地が車で行けないと知らなかったので、歩いていくキャンプ場とは??だったけれど、理解理解。いつかElixir2をかついで行ってみるのもありだなぁ。。

キャンプ場へ戻ってからは、上高地ともう一つのテーマだった釣り(と釣れた魚を焼いて食う)に。とはいえ、気温高めの真昼間、どう考えても難しくないか?全然素人なので詳しくないけれど、いわゆる活性が低いってやつでしょ?

とはいえ空き時間はここしかないので、池の様子を見ながら1周して、ニジマスがいそうなところを探す。あ、いるな、てところを見つけて、長男とそのあたりを集中的に攻めること45分。なんとか1匹ずつ釣り上げたので、満足。

管理棟脇に捌くための包丁とまな板が用意されていたのでせっせと捌く。川魚捌くのはもう慣れちゃって一瞬で終わる。で、BBQグリルでじわじわと焼いて息子たちの胃の中へ。釣って1時間もしないうちに食べるのはうまかろう。自分は食べるより釣る方に興味がいっているので、釣る班と食べる班が分かれていてちょうど良い。

そのまま各々ダラダラと時間を過ごしてから、キャンプ場で紹介された渋沢温泉ウッディ・もっく(紹介というか経営一緒なんだと思うが)へ。ゆっくりお湯につかって小一時間のんびりしてからキャンプ場へ戻り、食事。今回は今までのキャンプほど食事に力を入れていない(もともと入れていた記憶もないが)ので、ラーメンですます。麺はラ王だけど、具がしっかりしているので、立派な感じ。そして美味しい。毎回これでいいんじゃないか説。煮込んだキャベツとか入れたら最強かも。

で、就寝。

チェックアウト日。チェックアウト時間が遅いから、朝から一人で池に釣りへ。ただ、直前まで雨が降っていたからか全然魚が集まっている雰囲気がどこにも感じられない。30分ほど投げたあとで、なんとなくいそうな場所が分かったので、ピンポイントで狙って投げたら一発。とりあえず一匹釣れたことであっさり満足してそのまま終了。

釣った魚とウィンナーとかその他あれこれの朝食。肉を焼かなかったから網とかのメンテが楽でいい。ベタベタせん。肉は卒業でも良いかも。普段からあんま食べないから、家族次第かな。楽は楽だけどなー。

チェックアウトが遅いとなかなか片付けが始まらない。ちょっと片付けては座ってボーっと。音楽聴きながら、葛きりとか食べたりして、完全にまったり。帰る気あんのか、と。この後の長時間運転の苦しみを考えないようにして、頭の中をリフレッシュに費やす時間。

で、余裕ありありだったはずが、結局2時前ギリギリに撤収完了。良いキャンプ場だった。遠いけど。また行きたいキャンプ場だ。遠いけど。

帰り道沿いにある道の駅 風穴の里で昼食。信州まで来たんだから蕎麦を食っておかないと!うん、無難においしい。(可もなく不可もなく)

実は風穴の里には上高地のあとにも立ち寄っていて、2回目。ここで切って冷やしているスイカを一切れ100円で買ってその場で食べられるんだけど、これがめちゃくちゃおいしい。蕎麦なんかよりスイカ目的で良いくらい。あとから調べて分かったけれど、初日にスーパーに立ち寄った波田というエリアがスイカの名産地らしく、もともと下原スイカというブランドで有名な(地域の自称で)日本一甘いスイカらしい。日本一かどうかはさておき、少なくとも自分の人生でスイカの味が記憶に残ったのは初めてなので、そうとう美味しいのではないかと。

というわけで、帰る前にもう一度寄ってまたスイカ。子供達はさらに水で冷やしていたリンゴも買って丸かじり。そうか、長野はリンゴも有名だったなーと。こういう産地の名産品をシンプルに食べるという経験は、子供に限らず大人にも必要かも。色々と忘れているものを思い出させてくれる気がする。

そんなわけで2泊の長野キャンプ終了。帰宅後、2日ほどおいて、再び今度は北へソロで出発と・・・。

今回のキャンプ(サイトの雰囲気や釣り)+上高地の様子を動画にまとめたので、よろしければそちらもご覧いただればと。




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