Kindleが楽なのでどうしても積ん読の中から手を出すのが電子版になってしまう。結果的に書籍として買っている本がどんどんたまるばかりなので、そろそろアナログに切り替えてそっちの消化に走ろうかな、と思っていたり、出来ていなかったり。

とりあえず1ヶ月半くらい試験勉強で読書から離れていたので、10月中旬に試験が終わってからまた読み始めた。読書率があがってくると、電車とかでiPhoneをいじっている時間がもったいなく感じてくる。なんでもバランスなんだろうな。

「ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んで考えた そしたら意外に役立った」 堀江 貴文(著)

結局のところ、ホリエモンにとってどう役に立ったんだ?て思うところはあったものの、まぁ、書評と考えず「収監されているときにこんな本読んだよー」くらいのノリで読むといいのかな、と。本の説明を始めるために数行、ないしは1ページくらい枕のような文を書いているが、そこがいつものホリエモンの本な感じかな、と。それでも読んでみたいと思う本が数冊あったのも事実、せっかくなので機会を見つけて読んでみようかな、と。

「雑談力が上がる話し方」 齋藤 孝(著)

テレビでもおなじみ斎藤先生の本。自分も特に短い時間の雑談やとっさの一言が苦手なので、まさにピンポイントな一冊、と思って手に取った口。まぁ、これを読んで解決するわけではないが、端的な解決策として書かれていることは、せっかくなのでやってみようかなと。それで少しでも自分が変わればラッキーだし。例えば、

・悩んだら、まず「ほめる」
・今、目の前にいる相手の「見えるところ」を、とりあえずほめる
・重要なのは「頭から否定しない」「反対意見から入らない」ということ
・興味のない話題や嫌いなことでも、「肯定で答える」「まず同意する」ことが大前提

あとは帰宅時の寄り道による「中間領域」を作ることの重要さ、フリスクなどの物を使うことのうまさ、こういうところは改めて言われるとなるほどな、と関心させられるし活用できるポイントのような気がする。

「伸び続ける子が育つ 本物の勉強法 [Kindle版]」 坪内 康将(著)

教育論とかは正解はないと思うけれど、放置や無関心も良くない。その子にあったアプローチは山のようにあるけれど、その山のような選択肢を少しでも増やしておきたいと思って、たまにこういう本に手を出す。自分の勉強にも活かせるヒントがありそうな気がしたというのも理由だし、Kindle版のみの出版でぶっちゃけ安いっていうのも理由。ホホウと思った点をあげるとすれば、

・【お子様を、安定して気にする】これだけです。
・「勉強しなさいよ!」「宿題やった?」は話題ではありません。「今日、何勉強したの?」「今度テストっていつだっけ?」といった話題を提供する・・・これです。
・算数(数学)の計算で、かけざんを間違えるのと、たしざん・ひきざんを間違えるのでは、どちらが多いでしょうか。これは統計的には圧倒的に、たしざん・ひきざんのほうが間違えるそうです。それはなぜかというと、(以下略)

選択肢の数を増やすという点では、目的は達したので良かったかな。ページ数もそんなにないので、通勤の行き帰りであっさり読み終わった。雑誌の気になった記事を読むくらいの手軽さで読めるのも悪くはない。

「陽気なギャングが地球を回す」 伊坂幸太郎(著)

伊坂作品の安定感て凄いなー、ていう印象。気分転換で気軽に小説を一冊読みたいなー、っていうときに伊坂作品はちょうど良い。伊坂作品は、普段本を読まない若い人にオススメ。この作品はメジャーな伊坂作品と比べて伏線やミスリードもほとんどないのでなおさらサラサラ読める印象。陽気なギャングシリーズはもう一冊あるみたいなので、そちらも気分転換したいなーってときがあったら読んでみようかな。

(年間目標に対して… 17/18冊)


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