SEからコンサルタントになる方法」 北添 裕己(著)

タイトルに惹かれて買った本だが、いい意味で期待はずれで今の自分にはためになることがいくつかあった。本書では「コンサルタント」という職に憧れなり目標を定めているけれど、具体的にはよく分かっていない人、特にSEを対象にしている。SEを対象にしているのは、著者の経歴と、プロジェクト管理や課題管理という点についての説明を簡略化しやすかったというのもありそうで、逆にタイトルの「方法」は言い過ぎた感も。だけど一つ一つの説明が丁寧だったので、とても気に入った一冊。ある意味、コンサルタントを目指さなくてもこれからPMをするときなどに読むと参考になることが多数。

この本に限らず、多くの本で同様のことが書かれているけれど、同じことが多くの本で記載されているということは、その内容は本当に求められるスキルを指しているんだろうな、と。

最新コンサル業界の動向とカラクリがよーくわかる本[第3版]」 廣川 州伸(著)

こちらもコンサルとはなんぞや?という一冊。コンサルの範囲も専門性、特徴などを分類しながら説明してくれている。業界の歴史、ファームの遷移、時代の変化、コンサルタントに求められるスキルや技法についてもまとめてくれている。上の一冊と連続で読んだこともあって、ちょうどいい感じ。

麻雀放浪記(一) 青春編」 阿佐田 哲也(著)

古いが有名な麻雀を軸にした小説。いわゆる”坊や哲”の話。職場の突然の麻雀ブームもあって、なんとなく読んでみたけれど相当面白い。昭和40年代に麻雀ブームの火付け役になったり、いくつも映像化された作品なだけある。これは麻雀を知らなくても小説として十分楽しめると思う。続きの「風雲編」や「激闘編」も時間が出来たら読んでみようと思う。

(年間目標に対して… 13/24)


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