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オンリーワンは創意である」 町田 勝彦(著)
面白かった。シャープの会長(前社長)として有名な町田氏の本。
経営者なり上位者には圧倒的なリーダーシップ力があった方がいいな、と思わしてくれる。
一番苦労した部分とその解決に至るまでの道は意外なほどにあっさりしている。
あえて書かなかったのか、書けなかったのか。そういうのを期待すると期待はずれになるかも。
何にしても運も実力だろうし、この人はそういう点でかなり強運なんだと思う。
かなり読みやすく(内容も薄いし)、新書では過去最速で読み終わった。
探偵伯爵と僕」 森 博嗣(著)
面白かった。ここ数ヶ月読んだ中では一番良かったかも。表紙もキレイだし。
話の世界観に入っていきにくいところはあるけれど、そう思ってるうちに読み進んでしまう。
森博嗣の小説の中ではかなり読みやすいと思う。
この小説の面白さは、ラストの手紙。それが手法としてどうかってのはなくはないけど、
あまり深く考えることでもないし、何より読了感が極めて良かったので。
MORI LOG ACADEMY 1 モリログ・アカデミィ 1」 森 博嗣(著)
『WEBダ・ヴィンチ』連載の森博嗣のブログ日記「MORI LOG ACADEMY」の文庫版。
割と言いたいことを自由に書いている。昔はもっと書いていたらしいけど。
感じるのは天才肌というか、徹することの才能の高さ。憧れてもこのスタイルは出来ないけど。
ネットで延々と一つのサイトを見続けるのは難しいけど、紙媒体なら自分的にはOK。
MORI LOG ACADEMY 2 モリログ・アカデミィ 2」 森 博嗣(著)
順番に読んでいくうちに、だんだんこの人への好感があがってくる。
皮肉にものを捉える人(例えば「それは貴方が金持ちだからでしょ」とか言う人)には、
読めない文章だと思う。
今月は長時間移動が多かったので結構読んだかな、と思っていたが4冊止まり。
おそらく「MLA」が2冊含まれているからだと思う。小説じゃないため会話文がないし、
何より横書きなので、さくさく読めない。ケータイ小説とかってある意味スゴいと思う。
今年は月平均2冊だった。といっても0冊の月もあれば4冊の月もある。
基本的に移動中(通勤時)しか読まないし、週半分くらいは映画や録画した番組を見たりしてる。
なので、何かの番組やビデオPodcastにはまったときなんかは全然読まなかったりする。
まぁでも来年は月平均4冊くらいは読んでいこうと思っている。
現時点で既に、未読ストックが7冊あるし。
以前読んだ何かの記事で「ブックカバーを書店がかけるのは、ほぼ日本だけの習慣」とあった。
同じ記事で「ブックカバーをするのは心理学的に「自己呈示」が働くから」ともあった。
要は自分はこういう本を選び読んでいる人間です、てことを見せたくない心理らしい。
とはいえ、駅の売店やコンビニ、ブックオフではカバーがない。
そのせいか表紙を裏返してブックカバー化している人をたまに目にする。
そこまでして隠したい本っていったいなんなんだ、て思う。(一瞬だけど)
自分は、Amazonや楽天ブックスで買うことが多いので、カバーがないケースが多い。
自己呈示はあまり働かない。カバーを付ける付けないの境界線は帯がうざいかどうか。
その記事(R25だった)↓
http://r25.jp/b/honshi/a/ranking_review_details/id/1112006080317



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