巨人ファンの同僚たちに誘われ仕事帰りに東京ドームへ。今日は観客全員にオレンジか黒のTシャツを配布（席ごとに色が決まっている）し、人文字を作る企画「アランチョ・ネロ」の日だった（ちなみに自分の席にはオレンジT）。そのせいか（いつもそうなのか？）見事に満席で、ドーム内も暑い暑い。

ほぼバックネット裏（ちょっとだけ3塁より）のかなり上の方で、感覚的には野球ゲームみたいな視点。内野も外野もその動きがよく見える。これまで観てきた試合と視点が違いなかなか面白かった。

とはいえ、肝心の試合の方が渋い内容で、正直盛り上がるポイントが全然なし。しかも自分自身が巨人ファンでもヤクルトファンでもなく（どちらかと言うとここにいたらNGなアンチ巨人）、どっちかの応援というよりプロ野球というスポーツを楽しむくらいのスタンスで来ているもんだから余計に・・・。両チームが投打ともにピリっとしない展開では、さすがにね。大量点差試合でもないのに、7回には帰宅する客多数っていうのが内容を物語っているような。巨人なんかあれだけのメンバーを揃えているんだから、圧倒的王者みたいな試合運びをしてくれたら、憎たらしいけどさすがだなー、って感じで楽しめそうだけど、全然そんな感じじゃないからなー。

それどころか、5月に神宮に観にいった日ハムの交流戦も相手がヤクルトだったせいか、日ハムファンの自分もセ・リーグではヤクルトを応援してもいいかなーなんて気持ちになってきている。なんていうか成績が極端でかわいそうな感じなんだよね。6球団で群を抜いているチーム打率（2割8分台、他チームは2割6分台）でありながら、防御率は圧倒的最下位、結果セ・リーグ最下位というこのチーム。優秀な投手を多数抱えながら、その投手が全員怪我か絶不調。救われない。それでもファンが楽しそうなんだよなー、ヤクルトは。これって大事だな、と。今日の巨人ファンとかドームを埋め尽くしながらあまり楽しそうじゃなく見える。不思議だわ。

とりあえず、ツバ九郎のミニ傘が欲しいし、東京音頭もやってみたい。そんな感じ。


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